ジムの効果をあげるためにトレーニングのちょっとしたコツを学んでいきましょう。そうすれば、普段の筋トレ以上に大きな成果につながってくるはずです。
ジムの効果を高めるために、どのようなトレーニングやテクニックを使っていますか?
ジムは様々な設備が整っているため、利用方法次第ではとっても大きな効果を得ることができますが、実際にはその効果を最大限に活用できていない人がほとんどですね。
今回はジムで筋トレを励んでいる人が、その効果を最大限活用していけるちょっとしたコツを10個選んで紹介していきます。せっかくジムに通っているなら、有効活用して効果を最大化してやりましょう!
ジムでのトレーニング効果をあげるコツ10選
ジムの効果をあげるコツ①:極限まで追い込む
せっかくお金を払って設備が整ったジムへ通っているなら、他では扱うことができない重い重量でしっかりと筋肉を追い込んでいきましょう。
せっかくジムに通っているのに、自宅でトレーニングしている時と負荷がそこまで変わってなかったり、自宅でもできるメニューを行なっていたら、それはジムで得られる効果を最大化できていない証拠。
例えばジムでスクワットをするなら、普段行っている自重のスクワットにちょこっとダンベルを加えるだけではなく、スミスマシンなどを利用して、高負荷のウエイトで思い切り大腿四頭筋やハムストリング、大臀筋などを追い込んでいきましょう。
このような利用の仕方ができるからこそ、お金を払う価値があるし、ジムがもつ筋トレ効果を最大限に活用できるということにもなります。
ジムの効果をあげるコツ②:あえてウエイトを軽くするのもアリ
ジムに行ってもなんとなくモチベーションがでない時は誰にでもあることですね。前日に慣れてないことをして疲れがたまっている、楽しみな予定がありすぎてそっちに意識がいってしまうなどがありますが、それはしょうがないことです。
そんなやる気がなく力が出せない時は、普段扱うウエイトより軽めなものを利用してあえてフォームやテクニックの確認や改善に時間を費やしていきましょう。
ウエイトを軽くすることで技術的な面が修正され、体の状態に細かく注意を払うことができるようになります。
人によってはより筋肉の可動域を広げてトレーニングしていくことができるようになり、普段以上に筋肉の伸縮を行えることで、結局重いウエイト以上に筋肉を成長させることができます。
また、テクニックやフォームの再確認を行ったことで、次回やる気がある状態でのトレーニングの際にも、より筋肉をコントロールして筋トレできることになり、筋トレの質があがり効果も高くなっていきます。
ジムの効果をあげるコツ③:1日を通して少しずつ水を飲む
ジムでのトレーニングでも、外でのトレーニングでも、運動を行うなら体内に水分を十分に維持しておくことはとても大切。水分が少しでも足りなくなると、途端に人間の体は思う通りに動かなくなってしまいます。
特に激しいトレーニングをジムでする時に水分補給は必須。水分補給は自分を限界まで追い込むために重要なことのひとつになります。
「のどが渇いた」と自覚できる脱水状態になると、筋力のおよそ10%が失われるともいわれ、のどが渇いたという自覚がないような軽度の脱水状態であっても気分や集中力、エネルギーレベルに悪影響が及ぶといわれています。
多少の脱水状態では自覚なく1日を過ごしてしまう!
ジムへ行って高負荷の筋トレを行うという日は、脱水状態にならないためにも1日を通してこまめな水分補給を特にしっかり行っておくようにしましょう。
実は多くの場合、多少の脱水状態では自覚することはほとんどなく、大半の人がその状態で1日を過ごしているといわれています。
しかしその状態でジムへ行ってトレーニングを始めると、自分では気付かなくともすでに軽度の脱水状態のため、思ったほどの力が出ないなんてことも。
この悪循環に陥らないためにも、ジムで高負荷の激しいトレーニングを予定している日などは、水を入れたスクイズボトルなどを外出時や職場へもって行き、1日を通してこまめに水分補給をしておくのがおすすめ。
ジムの効果を高めるための㊙︎飲み物
ジムでトレーニングをして少しでも効果を高めたいと思っているなら、水分補給時にただの水を飲むのではなく、ナトリウムやカリウム、カルシウムなどの電解質が含まれるものを飲むのがおすすめ。
電解質は水分を体内に長時間保持する働きをもっています。
さらに、そこに筋肉に大切なBCAAも含んだスポーツドリンクがあれば、筋トレの栄養補給としては最強。
激しく筋トレに励んでジムでの効果をあげたいなら検討してみる価値ありですよ。
ジムの効果をあげるコツ④:ジムの前後に栄養補給をしておく
ジムでのトレーニング効果を高めたいなら、ジムに行く前には必ず栄養補給を行い、ジムのトレーニングが終わった直後にもしっかりと栄養補給を行っておきましょう。
自宅や会社を出てジムに向かう前に、ホエイプロテインと吸収が早い炭水化物を摂取しておき、トレーニング中に筋肉と体を動かすのに必要な栄養を補給しておきます。
また、ジムに行く際にはできればトレーニング直後に補給するためのプロテインと吸収の早い炭水化物を持参し、トレーニングが終了してから30分以内に筋肉の修復と成長に必要なこれらの栄養をすぐに補給できるようにしておきましょう。
栄養補給のための参考例としては、ホエイプロテイン30g前後とバナナを2本ジムへ向かう前に食べておき、筋トレ直後にはホエイプロテイン30g前後と糖分が含まれたスポーツドリンクを摂取するといった具合です。
こういった栄養補給をしっかりとするだけで、ジムで行うトレーニングの効果を最大化していくことができます。
ジムの効果をあげるコツ⑤:変化を楽しむ
ジムで筋トレを行うひとつのメリットとして、様々な設備が整っているため、トレーニングに様々な変化をつけることができるというものがあります。
例えば、普段フリーウエイトでベンチプレスを行っているなら、たまにはスミスマシンで行ってみる。そうすることでより重い負荷を扱いやすく、筋肉へ新しい刺激を加えていくことが可能なります。
他にも、懸垂を行う場合も補助がついている懸垂マシンを利用することで、普段どうしても体を持ち上げられないという状態をなくすことができます。
また、筋トレマシンを利用することで、フォームの正確さにあえてこだわらず、挙上スピードをわざと早くして繰り返すことで、筋肉の瞬発力を高めたり、それが筋トレの停滞期の克服にもつながってくるといった効果もあります。
このように、変化をたくさん加えて利用できれば、ジムがもつ効果を最大限に楽しんでいくことができるようになりますよ。
ジムの効果をあげるコツ⑥:座って筋トレを行ってみる
ジムでのトレーニングを行う場合、ほとんどの人は筋トレメニューと同時にランニングなどの有酸素運動を行うかもしれません。
ジム以外の場所ではなかなかできないトレーニングも欲張っていきたいという気持ちもわかりますが、そうすると普段以上に体力を使うことになり、全てのトレーニングを全力で行っていけなくなってしまいます。
もしジムでのトレーニングメニューが、それなりに密度濃く長時間続くようなものなら、普段は立ち姿勢で行う筋トレ(ショルダープレス、バイセップカール、サイドレイズなど)を、あえて座った状態で行っていきましょう。
そうすれば前後に揺れてしまう動作を抑えてバランスを保つために利用するエネルギーを消耗することがなく、体力を温存させた状態で全てのトレーニングを行っていきやすくなりますよ。
ジムの効果をあげるコツ⑦:音楽を聴く
これはある意味一般的なトレーニングのコツかもしれません。
ジムのトレーニング効果を高めたいなら、トレーニング中に自分だけの世界に集中できて、モチベーションを高めるような音楽を聴いて行ってみましょう。
バーベルやランニングマシンでトレーニングを始める前に、自分の好きな音楽をスタートさせてそれと一緒に筋トレを開始すると気分も高揚して筋力を発揮しやすい状態で始められます。
実際、世界のトップボディビルダーとして活躍する人も、筋トレでパンプアップするために音楽が役立つのでジムでのトレーニングでは欠かさず音楽を聴きながら行っているほどです。
世界一のトレーニングマニア達が実践している以上、ジムのトレーニング効果をあげるっていうのは間違いないのでぜひ実践してみてください!
ジムの効果をあげるコツ⑧:小休止はあくまでも小休止で
ジムのメリットのひとつがトレーニング仲間ができたり、テレビなども置いてあるため、トレーニング中のちょっとした休憩に簡単な気晴らしができるということ。
しかし、このメリットは人によってはデメリットになってしまうことも。
例えば、筋トレのセット間の休憩中に近くの人と話を始めてしまって、いつの前に休憩時間が本来の1~2分から大幅に長くなってしまっていたなんてことはありませんか?
他にも、筋トレの休憩中にテレビを観だしたら止められなくなって、その後の筋トレに集中できなくなってしまうこともあります。
ジムでのトレーニング効果をしっかりと出していきたいなら、筋トレのセット間や種目間のインターバルはしっかりと管理するようにしましょう。小休止の意味を考え、その日の筋トレメニューが終了してから他のことを行っていくようにするのは、ジムの効果を最大化するためには大切です。
ジムの効果をあげるコツ⑨:ランチは軽めに抑えておく
一般的にはジムへ行くのは会社帰りなど、午後の時間が割合的には多いですね。
もしジムへ時間帯が午後(昼過ぎから夜7時ぐらいまで)だという場合、ランチは軽めに抑えておくようにしましょう。
ランチを食べ過ぎてしまうと、食後の血糖が急激に上がった後、急激に下がることにより、眠気を引き起こし、ジムでのトレーニングを非生産的にしてしまい、効果を最大限に引き出せないといったことになってしまいます。
他にもお腹にランチが溜まってしまうことで動きづらくなり、結局思ったような筋トレができないなんてことにもなってしまうので、せっかくジムでトレーニングするなら、効果を最大限にするためにもランチは食べ過ぎないように気をつけておきましょう。
ジムの効果をあげるコツ⑩:自分にご褒美をあげる
ジムでのトレーニング効果を高めるならモチベーションアップは欠かせません。
そんなモチベーションアップの方法のひとつとして、自分に何かご褒美をあげるということもおすすめ。
例えばアイス好きな人の場合、ジムのトレーニング後には好きなアイスを食べるようなルールをつくって(もちろん食べ過ぎはダメ!)、それ以外の日は基本的に食べないようにする。
そんなちょっとした自分に対するルールだけで、ジムへ行くやる気を起こしてトレーニングにも励み、効果を引き出していくことができますよ。
ジムの効果をあげるトレーニングのコツ10選!ジムで筋トレするなら確認必須!のまとめ
ジムのトレーニング効果を引き出すための10のコツを紹介してきました。
今まで行ってないことがある人は今回紹介したことを行う大きく成長速度をあげることができます。
ジムで筋トレをしている人は、効果を最大限有効活用するためにもぜひ参考にしておいてください!